


イカロスが制作・撮影・編集したテレビ番組が快挙です。
「テレ東の人気企画を世界のテレビ局がやってみた!テレ東スマッシュヒッツ」が、NPO法人の放送批評懇談会が選出する「ギャラクシー賞」の2025年1月度月間賞に輝きました。 イカロスが制作・撮影・編集した番組が「ギャラクシー賞」月間賞を受賞するのは、2023年にテレビ東京「誰でも考えたくなる 正解の無い
クイズ」が同年4月度に受賞して以来となります。
「テレ東スマッシュヒッツ」とは
テレビ東京の人気企画をディレクター付きで世界のテレビ局へ輸出し各国のテレビ局が独自にリメイクし放送。テレ東の企画は世界でウケるのか?その驚きの制作過程に密着する番組。
担当プロデューサーへのインタビュー
・受賞して率直な感想
別番組でキャスティングが上手くいかず大変な時期だったんですが
受賞の話を聞いた時にその嫌な気分を一瞬だけ忘れました(笑)
・「テレ東スマッシュヒッツ」を企画したきっかけは何でしたか?
毎週、放送作家さんと私の5人で企画会議をしているんですけど、
テレビ東京さんは独自の面白いコンテンツが多かったので
そのような企画を海外でローカライズ制作をすると
どのような番組になるのか見てみたかったんです。
・海外(メキシコ、スリランカ、モンゴル)での撮影ということで、
その国を選んだ理由は?
まず今回は放送局が一回お試しで一緒につくってくれることが条件だったので、
特色がある十数カ国にオファーして受け入れてくれたのが
メキシコ、スリランカ、モンゴルのテレビ局だったんです。
また、海外ならではの面白かったエピソードは
仕事をすると日本人よりも勤勉なくらいのモンゴル人のコーディーネーターさんら
スタッフの方々が 一度も朝の集合時間だけは守らなかったことです(笑)
・撮影を通して感じた、日本のテレビ制作との違いは何でしたか?
日本ではサイドスーパー、ワイプ、テロップが盛りだくさんにしていますが、
海外ではそれが画を汚して汚いと言われたことです。 海外は映像美にこだわる国が多く、
日本のテレビは情報を詰め込み過ぎだと言われてしまいました…笑
・これから海外で撮影したいと考えている人にアドバイスをお願いします
アドバイスなんておこがましいですが、興味を持ったらどんな企画でも出し続けたらいいと思います。
・「ギャラクシー賞」を2回も受賞できた要因は何だと思いますか?
まずテレビ東京の総合演出の方のおかげです。
そして優秀なディレクター陣と放送作家さんたちに恵まれていたからだと思います。 常日頃、仕事上で大切にしているのは
「運」と「縁」です。班としてはバラエティを多く制作しているので、まずは自分たち(スタッフの誰も)が楽しんで制作に
取り組める現場をつくれるよう心がけています。






「ギャラクシー賞」とは
放送批評懇談会が日本の放送文化の質的な向上を願い、優秀番組・個人・団体を顕彰するために創設されました。テレビ、ラジオ、CM、報道活動の四部門から賞を選び出しています。





これまでヤングディレクターとして、日テレジータス「超ジャイアンツ」や日本テレビ「news every 気になる!」などの番組を担当してきました。
私自身は小学2年生から野球を始め、プロ野球はジャイアンツファン一筋12年。イカロス入社1年目から野球に携わる仕事が出来たのはものすごく嬉しかったです。
そんな中、ジャイアンツの新球場「GIANTS TOWN STADIUM」のオープニングゲームで、「放送席のフロアマネージャー」を担当することになり歴史的瞬間に立ち会わせていただきました。
中継ではベテランの実況アナウンサーである村山喜彦さんと解説者の清水隆行さんの横で試合情報や中継(番組)の進行状況を伝えるという役割をさせていただきましたが、想像以上に中継のスピード感がすごく、球数や前の打席での結果などを実況アナに伝えることが十分に出来なかったことが反省点として残りました。
将来的には野球中継のスイッチング業務の担当を目指しており、安心して任せてもらえるようこれからも頑張っていきます!
主な担当番組
ジャイアンツイースタン中継
超ジャイアンツ
伝統の一戦特番
女子野球特番
BS12野球中継
news every 気になる!

弊社社員の内田征宏が、2025年1月に
J・VIG(協同組合日本映像事業協会)の「特別功労会長賞」を受賞しました。
イカロスの前身である読売映画社に入社以来、企業VPや記録映画など映像制作の現場での
長年の実績と功績を認められてのものです。
J・VIG「特別功労会長賞」とは
協会の会員企業に10年以上勤務し、会社に貢献した社員を表彰する制度
職種はプロデューサー、ディレクター、演出、カメラマン、照明、音響、
総務、経理など、番組製作に携わる職種であれば年齢・性別に関係なく
表彰の対象となる

弊社イカロス平石社長(右)から授与された内田氏
内田氏のコメント
「この度は日本映像事業協会 特別功労会長賞に選出していただき、誠にありがとうございます。
大変光栄に思うと同時に、身の引き締まる思いです。また、歩んできた道のりを振り返る
良い機会となりました。
今回の受賞を励みに、今後も精進して参りたいと思います。ありがとうございました。」



これまで手掛けた主な作品
1991年 読売映画社(現・イカロス)入社
1993年 東京都中央区ビデオ広報「わたしの中央」プロデュース(2008年まで)
東京都足立区ビデオ広報「ルックINあだち」プロデュース(1996年まで)
1998年 橋本龍太郎首相(当時)のインドネシア訪問に同行 記録映像の撮影に従事
2008年 日本テレビ開局55年記念番組「天下統一!三武将スペシャル」プロデュース
日本テレビ開局55年記念番組「女たちの中国 第2弾」プロデュース
2010年 BS日テレ「世界水紀行」プロデュース(2015年まで)
2018年 京成電鉄「押上線連続立体交差事業紹介映像」プロデュース
2024年 総務センターの撮影業務部を担当
J・VIG(協同組合 日本映像事業協会)
放送番組の制作に携わる会社を会員企業とし、会員企業の経済的地位の向上を図ることを目的に
1994年10月に「日本映像事業協同組合」の名称で設立。2009年6月に現在の名称に改称





入社10年目で初めて海外ロケに行ってきました!行った国はスリランカ。
正直、ワクワクよりも不安が大きかったですが、経験が豊富なスタッフがいてくれたおかげで、滞りなく楽しいロケが進んでいきました。
食べ物は辛くて刺激的なものが多かったり、日本では当たり前の移動手段である電車がほとんど走っておらず、車やトゥクトゥクタクシーがメインだったりと、日本との文化違いを体験でき、とても勉強になりました。
この貴重な経験をもとに海外でもロケをスムーズに進めることができるディレクターを目指したいです。